ニーモニックコードを公開してしまった
暗号資産に興味はあるものの、安全性に不安があった。検索すると、物理的に盗まれない限り、ネットワーク越しに攻撃される心配はないハードウェアウォレットというものがあることがわかった。 評判の良いハードウェアウォレットを注文し、ようやく到着したので、念願の暗号資産デビューを果たし、記念にハードウェアウォレットの写真をSNSに投稿した。 数日後、ハードウェアウォレットは盗まれていないのに、暗号資産は勝手に他のアドレスに送金されていた。 実はSNSに投稿した写真に、ハードウェアウォレットと一緒にニーモニックコードが写りこんでいた。
ニーモニックコードとは、ウォレットで暗号資産の管理を始める時に生成される12~24個の単語で、ウォレットをなくしたりウォレットが壊れたりした時に復元するための、とても大事な情報です1。
たとえハードウェアウォレットで管理していても、ニーモニックコードさえあれば暗号資産は復元可能ですので、ニーモニックコードは絶対に他人に知られないよう安全に管理してください。
最終更新 November 6, 2022: contents (e93071f)