暗号資産交換業者から利用者に対する確認への対応

ある日突然トレードや送金ができなくなってしまった。実は、少し前に外部のウォレットに暗号資産を移転したことがあったが、そのときに取引目的を確認するメールが来ていたようで、そのメールを見落としたまま回答期限が来てしまい、取引が停止されてしまった。

暗号資産交換業者は、法令に基づき、本人確認やモニタリング等を行うことが義務づけられています。このため、利用者に対して確認の連絡を取ることがあります。このような連絡に対しては、期限までに回答する必要があり、回答しなかった場合は取引の停止や口座の凍結が行われ、一切の取引ができなくなることがあります。

連絡がメールで届くこともありますが、取引所から送信されたように見えるメールが、実はフィッシングメールである可能性もあるため、正式な手続きであることを確認することが必要です。取引所から送信された正しいメールであることを確認できない場合は、取引所に問い合わせ、実際に取引所から送信したものかどうかを確認すると良いでしょう。

なお、取引所の中には、公式のサイトやアプリからはこのようなメールを送信した事実やその内容を確認できない場合や、このようなメールを送信した事実を回答しない方針としている場合もあります。

参考情報

最終更新 November 6, 2022: contents (e93071f)