マッチングアプリで出会った相手が投資を勧めてきたが、実は詐欺だった
マッチングアプリを利用していて意気投合した異性と、将来のために資産形成を考えることになった。相手が紹介する投資サービスを利用することになり、暗号資産を入金した。何度か取引すると利益が出たが、2人で暮らすための資金としてはまだまだ足りない。相手がさらに大きな額を入金しようと言い出し、借金をして追加の入金を行って投資した。借金の返済もあるので、ある程度利益が出たところで一部を引き出そうとしたが、利用していたサービスが出金の申請に応じてくれない。
出会い系サイトやマッチングアプリ等をきっかけに知り合った異性から、金銭や暗号資産で投資をするよう勧められ、最終的に資金を騙し取られるロマンス(投資)詐欺と呼ばれる手口が存在します。
出会い系サイトやマッチングアプリ等で出会った相手の指示で送金や投資をするのはやめましょう。
少額で試して、投資に成功しているように見えたり、出金に成功しても、さらなる投資をさせるための手口の一つである可能性があります。
たとえ詐欺ではなくても、投資は他人の勧めや指示で行うものではありません。自分ではわからない場合は投資をしないことも重要な選択です。
投資の他にも、暗号資産は、これまで銀行送金や手渡しなどで行われていた詐欺の代替手段として悪用されることがあります。
独立行政法人国民生活センターから以下のような注意喚起が行われています。
- 出会い系サイトやマッチングアプリ等をきっかけとする投資詐欺にご注意を-恋話(コイバナ)がいつの間にかもうけ話に-
- SNSやマッチングアプリ、友人・知人からの誘いをきっかけとした暗号資産のトラブル-その話、うのみにしないで-
最終更新 November 6, 2022: contents (e93071f)