NFTの販売情報が偽物だった
欲しかったNFTの限定販売が行われると聞いた。案内されたURLからNFTを手に入れようと暗号資産を支払ったが、NFTが発行されない。
SNS等でNFTプロジェクトやその運営関係者になりすまして偽の案内を行い、資産をだまし取る手口が存在します。
NFTの販売についての案内に従う場合、発信元や発信内容は慎重に確認しましょう。
とくに、同名やよく似た名前の偽SNSアカウント等に注意しましょう。SNSには、表示名をNFTプロジェクトと同名にした偽のアカウントが存在することがあります。場合によっては、認証済みバッジ等が表示されている(無関係の)認証済みアカウントを乗っ取ったうえで表示名を変更し、NFTプロジェクトとして信頼できるアカウントのように見せる偽アカウントも存在します。
さらに、NFTプロジェクトの正規アカウントが乗っ取られてしまい、正規アカウントから偽のアナウンスが投稿されることも考えられます。
人気のNFTは入手が困難なことがありますが、なかなか手に入らないことで焦ってしまうと、騙されやすくなります。また、人気の高いものほど、騙されやすいタイミングを狙ってくることが多い1ことから、まずは落ち着いて情報を確認し、裏付けのない情報に基づく販売の機会には参加しない、という選択肢を持つことが重要です。
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たとえば、公式サイトが混雑のためにアクセスしづらいタイミングを狙ってくることがあり、落ち着いて判断できずに被害にあう例が複数確認されています。 ↩︎
最終更新 November 6, 2022: contents (e93071f)