購入したNFTが偽物だった

NFTマーケットを眺めていると、気になっていたNFTコレクションの作品が少し安めに出品されていたのでチャンスだと思って購入した。その後、コレクション保有者限定のSNSコミュニティに参加しようとしたが、NFTの保有認証の手続きがうまくいかず、参加することができない。問い合わせたところ、購入したNFTは偽物だった。

NFTは誰でも簡単に発行することができるため、正規のNFTと全く同じデータを持つ偽のNFTが作成され、販売されている可能性があります。

NFTは、「偽造を防止する技術」や「真贋判定ができる技術」などと言われることがあります。たしかに、事前に正規のNFTをブロックチェーン上で特定できていれば、正規のNFTとそれ以外の偽物のNFTとを区別することができます。しかし、偽物のNFTは存在します。NFTだからといって、それだけでは本物であることを意味しません。

権利者や発行元からのアナウンスから、NFTが販売されるURL(一次販売の場合)や、ブロックチェーン上のNFTのスマートコントラクトアドレスを確認してから購入しましょう。権利者や発行元からの情報発信がなりすましや乗っ取りでないことも確認が必要です。

最終更新 November 6, 2022: contents (e93071f)