ABOUT CGTF
CRYPTOASSETS GOVERNANCE TASK FORCE

English

CGTFとは

Cryptoassets Governance Task Force (CGTF)は、 正式な金融当局または自主規制団体による検討に先立ち、 セキュリティ専門家と暗号資産交換業者の関係者で、 利用者・消費者保護のリスク管理のための安全対策基準の策定を目的として設立された研究会です。

目的

正式な金融当局または自主規制団体による検討に先立ち、 セキュリティ専門家と暗号資産交換業者の関係者で、 利用者・消費者保護のリスク管理のための安全対策基準の策定に資する先行的な取り組み、 関連する規制、 国際標準、ベストプラクティスなどを整理することを通じ、 実効性を有する安全対策基準の策定に資する技術情報の提供を目的とします。

概要

Board of Trusteeを最終意思決定機関とし、個別テーマについて議論をするWorking Groupにより構成されています。

運用方針

以下の3つの方針に基づき、運営しています。
Neutrality
中立性
Transparency
透明性
Effectivity
実効性

CRYPTOASSETS GOVERNANCE TASK FORCE CHARTER

Overview / Abst

暗号資産・仮想通貨 (Cryptoassets / Virtual Currency) の認知が急速に拡大している一方、 大規模なセキュリティインシデントが発生するなど、利用者保護が喫緊の課題とされている。 暗号資産交換業関係者に留まらずセキュリティ専門家を含む多様な立場から、 情報セキュリティのための知見の集約を通じて、基準等の策定に資する技術情報を提供することにより、 暗号資産交換業のセキュリティの底上げを図り、 利用者保護に寄与する。

Structure

本タスクフォースの意思決定は、Board of Trustees(BoT)の合議による。 個別テーマについては、Working Groupを設置する。 Working GroupはTFメンバーがCharterとChair候補を提案し、BoTが承認する。 最終成果物は全てタスクフォース文書として公開する。

Board of Trustees members (Aiueo-order)

  • 岩下直行 教授 (京都大学) (任期: 2024年1月-2026年12月)
  • 上原哲太郎 教授 (立命館大学) (任期: 2024年1月-2026年12月)
  • 松尾真一郎 教授 (ジョージタウン大学) (任期: 2024年1月-2026年12月)

Scope

暗号資産に関する中立的組織として安全対策に資する情報の提供

Out of Scope (重要)

制度および自主規制の施行に関わる事項

Goals, Phase, and Milestones

当面は2018年7月までに下記文書を作成する。

  • 仮想通貨交換業者の安全対策における基本的な考え方(仮)(2018年7月)
  • IETFへのInternet Draftのsubmission
  • ISO TC307へのTechnical Reportのsubmission